シーン3
災害対策
堤防
散歩するのも楽しい川土手や河川敷は、水害対策のための構造物。街灯やガードレールが少なめなのは、水害時の安全のためなのです。
環境工学
電気自動車
地球環境にも暮らす人にもやさしい、電気自動車がまちに増えてきました。環境工学の観点から、多彩なクリーンエネルギーの研究が活発に進んでいます。
保守点検
ドローン
ドローンは、インフラの保守点検にも大活躍。高いところや狭いところの小さな危険も見逃さず、私たちの暮らしを守ってくれるでしょう。
高架橋
橋
平地が少なく、山や川の多い日本では、トンネルや橋、高架橋は、欠かせない交通インフラ。多くの技術の結集です。ちなみに瀬戸内の島々を結ぶしまなみ海道には9つも橋が架かっているんですよ。
LEDライト
街灯
LEDライトは消費電力が少なく、寿命が長いのが特徴。街灯の球切れで夜道が暗い…なんてことが滅多に起こらなくて安心です。
青色LED
青色LEDの実用化に貢献した赤﨑勇氏、天野浩氏、中村修二氏が2014年のノーベル物理学賞を受賞。光の3原色が揃い、「白色」の表示が可能になり、本格的な利用へ。
家庭・オフィスや工場などの電力消費と、発電所からの電力供給の情報をネットワークで集める「スマートグリッド」が注目されとる。電力の配分や調達を効率的にできる仕組みじゃ。いずれ発電機が小型化して、建物や家庭ごとに発電し、調達し合う時代になるかもしれんな。
化学からひも解く、
「EV(電気自動車)」について
電池は、電解液の中を電子が移動することで電流を起こしますが、次世代電池と期待されるのが、固体の電解質を使う全固体電池。安全で、設計の自由度が高く、EV自動車業界も注目しています。化学は、新しい化合物を作り出し、その化合物の新しい活用法を考えるといった創造の楽しさがあります。